国際科学技術社会論会議 東京開催
趣意書

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  1. 会 議 名   

    和文名:第35回国際科学技術社会論会議

    英文名:35th 4S (Society for Social Studies of Science) Conference (4S2010)



  2. 主  催

    科学技術社会論学会(日本側)

    科学技術振興機構社会技術研究センター(調整中)

    日本学術振興会(申請予定)



  3. 母体団体   

    国際科学技術社会論学会(Society for Social Studies of Science)



  4. 開催時期   

    2010年8月25日(水)〜8月29日(日)[5日間]



  5. 会議日程
    午 前
    午 後
    8月25日(水)
    参加受付開始、理事会、市民公開講座ウェルカムレセプション
    8月26日(木)パラレルセッション、展示パラレルセッション、展示
    8月27日(金)パラレルセッション、展示パラレルセッション、プレジデンタルプレナリバンケット
    8月28日(土)パラレルセッション、展示パラレルセッション、展示立食パーティ
    8月29日(日)パラレルセッションパラレルセッション

  6. 開催場所

    東京大学教養学部11号館、12号館、13号館(予定)
    (〒153-8902東京都目黒区駒場3−8−1 TEL:03−5454−6680)

  7. 参加予定者数   

    20カ国/1地域・600人(国外:400人、国内:200人)

    アメリカ合衆国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、オーストリア、イタリア、スイス、ベルギー、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、スウェーデン、スペイン、ポルトガル、オーストラリア、メキシコ、中国、韓国、台湾など

  8. 会議で扱うテーマ

    予想されるセッションおよびシンポジウムのテーマ例

    • 現代社会における科学技術のもたらす諸問題,人類における科学の役割
    • 環境、医療、食糧、情報技術、各側面における社会との接点の問題の事例分析
    • 科学技術政策、科学技術の文化、歴史的側面の研究
    • 科学者の社会的責任、科学技術倫理
    • 科学者の社会的リテラシー
    • 科学技術のガバナンスへの市民参加
    • 女性と科学など

  9. (参考)科学技術社会論とは

    科学技術に関する知識生産の社会的側面を研究する分野。科学技術活動に対する歴史学、哲学、倫理学、社会学、文化人類学、政治学、政策科学的な分析が蓄積されている。特に現在では、技術倫理や生命倫理に関する研究、科学者の行動規範にかかわる研究(科学研究の不正行為や捏造にかかわる事件の分析)、科学者の社会的責任論の展開、科学者の社会的リテラシー教育の国際比較研究などもふくめて、自然科学の諸分野と相互に関係しながら研究が遂行されている。

  10. 過去の開催状況
    開催年開催地参加国数参加者数日本人参加者数
    1976年(第1回)アメリカ(イサカ)10カ国1090
    2004年(第29回)フランス(パリ)42カ国150042
    2005年(第30回)アメリカ(パサデナ)16カ国60011
    2006年(第31回)カナダ(バンクーバー)22カ国71422
    2007年(第32回)カナダ(モントリオール)19カ国85018
    2010年(第35回)日本(東京)20カ国600200

  11. 会議開催の経緯

    2006年11月バンクーバーで開催された国際科学技術社会論会議(母体団体:Society for Social Studies of Science)の年次研究大会の理事会およびビジネスミーティングにおいて、国際科学技術社会論会議を2010年8月に日本で開催することが決定された。これを受け、科学技術社会論学会は、日本開催準備のために、第35回国際科学技術社会論会議実行委員会を2007年に設置し、開催の準備を進めることとなった。日本での開催は、今回がはじめての開催となり、アジアにおけるこの分野の研究者のネットワークをもとに、同国際会議の一層の発展が期待される。

  12. (参考:過去の日本での開催実績)

  13. 「科学技術と社会に関する国際会議」

    開催時期:平成10年3月16日(月)〜3月22日(日)

    開催場所:幕張メッセ国際会議場(東京会場、3月16日〜18日)、広島国際会議場(広島会場、3月20日)、けいはんなプラザ (京都会場、3月21日〜22日)

    主催:「科学技術と社会に関する国際会議」組織委員会

    委員長:村上陽一郎

    共催:社団法人日本工学会

    後援:科学技術庁、日本学術振興会、笹川平和財団、本田財団、千葉コンベンションビューロー、花王芸術・科学財団、STSネットワーク・ジャパン、科学・技術と社会の会

    協力:広島市立大学、「科学技術への市民参加」研究会、トヨタ財団、日産科学振興財団、広島コンベンションビューロー、けいはんなプラザ、奈良コンベンションビューロー

    発表数:約230件(ポスター発表、ワークショップなどを含む)

    会議出席者数:

    1. 登録参加者数(登録して会議に参加した正式参加者)
      国内245人、海外127人(31カ国)、計372人
    2. 公開シンポジウム参加者数  広島会場 130人、 京都会場 140人



last updated: May.08, 2009